初めまして。Webスタッフの高橋と申します。
これまでWeb担当足立がお送りしてきた当ブログですが、最近すっかり多忙となって
しまい、初期のようにはなかなか更新できなくなってしまいました。
(皆様にそれだけご愛顧いただいているということでもあり、ありがたいことです……)
そこで、私Webスタッフ高橋が今後は更新させていただくこととなりました。
当社のこと、熊本のことなどお伝えしていき、皆様に少しでも身近に感じていただければと
思います。
もちろん今後も、重要なご案内等は足立からお知らせいたしますよ~。
どうぞよろしくお願いいたします。
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さて、早速ですが、先日行ってきた場所のことを書こうかと……。
先週末、菊池のほうに行ってきました。
菊池市は熊本市の北に位置し、熊本県民の持つイメージとしては、「菊池温泉」「菊池渓谷」
のある自然豊かな土地……というところではないでしょうか。
実は南北朝時代に、後醍醐天皇の御子懐良親王が菊池城を居とし九州統一、九州南朝の
全盛期を築いたりしているのですが、残念ながら熊本県民のほとんどは知らないと思われ
ます……(私もつい先日知りました)。
その「菊池城」は、現在は本丸部分に「菊池神社」が作られています。
小高いところにあるので下から階段で登るとややキツイですが、大変見晴らしのよいところです。
しかし、地図を見ていると、割と近くに「鞠智城跡」の文字が。隣の山鹿市です。
どう違うのかさっぱりわからないまま、行ってみました。車でちょっと山を登ります。
こんなに広々とした、気持ちのいいところでした。
そうです。「鞠智城」という響きから勝手に南北朝~戦国時代あたりのものだと思って
いましたが、なんと古代山城。
説明を読んでみると、7世紀後半、白村江の戦いで唐・新羅に負けた大和朝廷が守りを
固めるために作った山城だとのこと。太宰府やそれを守る大野城などに武器や食料を
送る基地だった……らしいです。白村江の戦い、昔歴史の授業で習いました。
でもまさか、こんな山奥に基地があったとは。
八角形鼓楼です。中には太い柱がたくさん。
ゴールデンウイークには上れるのだとか! また来ないといけません。
敷地はとっても広くて、私が行ったのは一部なのですが、オススメなのは灰塚展望台です。
この階段の昇り降りをして、一番向こうに見える、小高いところ。
ご覧のように周りに何もないので、360度見渡すことができるんです。
ここが展望台。本当に、とても気持ちがいいですよ~。
天気がいい日だと、遠くに長崎の雲仙普賢岳まで見えるのだとか!
駐車場隣にある資料館も、なかなか面白いです。
ジオラマや模型は、なんと県内の高校生作! かなり立派な出来です。
音声ガイドも無料で貸し出してくれますよ。
資料館を出るころには、もうだいぶ日も暮れていました。
まるで映画のワンシーンのよう……。
この日はちょっと寒かったんですが、春に来たらさぞかし気持ちいいだろうなあ……と
思いました。
古代のロマンを感じることのできる場所です!
歴史公園鞠智城・温故創生館
http://www.kofunkan.pref.kumamoto.jp/kikuchijo/index.php