今日はクリスマスイブ。キリスト教徒でもないわれわれ日本人が、宗教的寛容さを発揮して、前日からキリストの復活を祝おうというめでたい日ですね。えぇ。香ばしい発言なのは覚悟の上ですよ。
街にはリア充が溢れ、猫と独り者はコタツで丸くなってラブプラスな一日です。え?私ですか?有難いことに今日は家族と家でケンタッキーです。家族のぬくもりを感じる一日ですね。
こんにちは。日本人がクリスマスよりもクリスマスイブがなんとなくしっくりくるのは、12/24がちょうど割り切れる感じがしてすっきりするからだと信じているweb担当の足立です。今日の迷惑メールはいつもの5割り増しくらいと感じられます。
さて、世の中がクリスマスで浮かれている華やかな昨今、私は今年の二郎の食べ収めということで、昨日、休みを利用して熊本県内で2件しかない(足立調べ)二郎インスパイア系のお店「めん屋大仙」に行ってきました。
ラーメン二郎についてご存じない向きはwikipediaをご参照下さい。
ラーメン二郎
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3%E4%BA%8C%E9%83%8E
「これはラーメンではない。二郎という食べ物なんだ」という言葉が象徴する、実に食べる人を選ぶ特徴的な醤油とんこつ系のラーメンです。
インスパイア系というのは二郎直系として修行して訳ではないお店のことです。調べてみると全国にあるようです。
で、この大仙。私が熊本に帰ってきてからしばらくしていったのですが、それから今回で3回目の訪問となります。
熊本駅からだと車で1時間弱はかかります。たった1杯の至福のために1時間かけて食べに行く。それがジロリアン。
で、到着。余りの腹の減り具合に再びまた店舗前景を撮るのを忘れてしまいました…次は必ず撮ります。
お店の入り口で食券を買います。今回は大ラーメン豚3枚をチョイス。店内はお昼時だったので家族連れとかでそこそこ混んでいました。
本家二郎では、行列がすごいため、家族連れが入り込めるような雰囲気では到底ないのですが、こちらは家族連れのお客さんを良く見かけるので、落ち着いて食べれると思います。ただ、テーブル席は1個しかないので、テーブルがいい場合はちょっと待たないといけないかもしれません。
麺は浅草開花楼の超極太麺。店主のこだわりが感じられます。豚も艶ポークという熊本のブランド豚を使われているようです。もちろん醤油は本家二郎と同様、カネシ醤油を使用されています。これはジロリアンとしては大きなポイントです。
麺が超極太なので茹で上がるのにちょっと時間がかかります(10~15分?おなかがすいてたから長く感じられたかも…)で、トッピングを出来上がる前に聞かれるのですが、私は「ニンニクマシマシアブラ」でお願いしました。トッピングの種類としては「ニンニク・ヤサイ・アブラ・ネギ」がありまして、ニンニクが苦手な方にはネギをお勧めとのことです(なお、ネギは直系店舗ではあまり見かけません)。
で出来上がりがこちら。
かなりニンニクが乗っていますが、もちろん量は調整できます!私はニンニク馬鹿一代なので大量に入れてもらいました♪
で、味は・・・
もちろん旨い!二郎のポイントをしっかり押されられています。ホギホギ感のある麺にくたっと茹で上げられたヤサイ。コクのあるアブラがうまみをいっそう引き出し、われわれを魅惑の二郎ワールドへと誘います。豚もしっかりと醤油ダレに漬け込んであり、しっかりしている中にもホロホロと口の中で溶けていく感じです。唯一の難点は二郎直系では「カラメ」と呼ばれる醤油のカエシについて。カウンターなりに配置されているのですが、前回食べたとき使ったら、ちょっとこれが焦げ臭い感じがしました。これが風味を台無しにしてしまう可能性があります。今回はあえてこれを入れずに食べたところ大正解!実に美味しかったです。あえてカラメにしなくても良かったですね。十分うまみが出ていました。
10分弱であっという間に完食。いやー。東京から帰ってくるとき心残りの一つに「二郎が食べられないこと」がありましたが、まったくの杞憂に終わりました。本家のジロリアンも満足できるレベルです。是非いちどお試し下さい。
但し、量が半端ないこと、味が個性的であることから、万人向きではないかもしれませんので、初めて二郎に触れられる方は、量が少なめのサイズからお試しくださいませ!はまる人は間違いなくはまる逸品です!
ご店主さんは私と同じ歳ということで勝手に親近感を持っております。これからも応援したい熊本の旨い店第一号です!
めん屋 大仙
上益城郡御船町高木2845-1
096-282-2329
http://blog.livedoor.jp/menyadaisen/
大きな地図で見る