週が明けて月曜日。熊本は先週の暖かさが嘘のような寒さです・・・いい加減暖かくなって欲しいんですが、まだまだ寒い日が続きそうです。
しかし、徐々に春の足音が聞こえてきました。路々を歩くと姿は見えずとも梅の香が漂ってきます。つい先日は我家の庭にも、まださえずりは未熟ながら、うぐいすの姿を見かけました。もうすぐ春ですね・・・って前回も回たような気がしまするweb担当の足立です。
ということで昨日「くまもと春の植木市」にいってまいりました。これは農業公園で行われている植木まつりではなく、かつては熊本駅前の白川河川敷で行われていたものです。この植木市の起こりは戦国時代でも織田信長が活躍していた頃、つまり我らが英雄「加藤清正」が肥後入国をする以前の頃、これまた現在の熊本城ではない「隈本城」城主であった城親賢が始めた市だそうです(くまもと春の植木市 概要より)
そんなうんちくはともかく、白川河川敷を離れて、戸島町のいこいの広場に移ってからは一度も行くことがありませんでしたが、今回はじめて訪れました。
前回訪問した時が河川敷最後の時だったので、結構経つのですが、やはり参加業者さんは減っていました。私の記憶で一番古いのは20年前祖母と訪れた時なので、つまりバブルなわけです。当時はいまの3倍くらい業者は出てるし、タクシーは乗車拒否だし、人出も大変なものでしたが、前回と今回は落ち着いた感じになっており、個人的になんとなく寂しい感じがしました。
置いてある木々はあんまり値段が変わらないようですが、当時と一番違うのは「庭園」の値段。当時は2000万の庭やら1500万の松やらでそれに「売約済み」なんか札がついちゃって浮かれポンチな状況で純粋に「大人ってすげーな」と思ったものですが、そんな浮かれポンチな状況は数年で崩れ去るとはこれまた子供心に梅雨とも思いませんでした。
それから20年。国あげてのお祭り騒ぎは未だ訪れず。個人的には「バブルよもう一度・・・!」とか思ってますが、いまは「バブルへGO!」でお茶を濁しています。
・・・写真がないのはカメラを持ってくるのを忘れたためというのは公然の秘密です。